-- ニワバス氏 寄稿 --
2009年の暮れに突如リリースされた、7曲入りアルバム。

①は、コンゴのビール、SKOLのコマソンで、シンディ嬢のしっとりとしたヴォーカルで始まります。「可愛いコたちも、イケメンたちも、みんなスコールが大好き。アタシだって遅れを取るワケにはいかないわ」このフレーズ一発で、シンディ・フリークは昇天必至。曲の中盤では、お久しぶり！のスズキ君のソロ・ヴォーカルも聞けます。

その他の曲も、女性コーラス入りのものや、新加入の若手歌手を前面にフィーチャーしたものなど、コフィの2010年型新機軸が満載。

何はなくともゲット、の一枚でしょう。

ジー・エフ・イフォンゲは、90年代の末にカルチェ・ラタンに在籍していた人で、これは、彼の3枚目のアルバムになります。彼がどこに住んでいるのかよくわからないのですが、多分、フランスの地方都市ではないかと思われます。このアルバムの参加メンバーも、ほとんど無名の人たちなので、おそらくは、ジー・エフが彼の地で結成したグループなのでしょう。
セベン付きの曲、スロー・ルンバ、更にサルサ風、ズーク風の曲もあり、アルバム1枚、飽きずに聞けます。無名ながら、演奏力もかなりのもので、やっぱり、コンゴレ、恐るべし。
DVDには7曲のクリップを収録。

90年代の後半にカルチェ・ラタンに在籍し、最近ではパパ・ウエンバのヴィヴァ・タンダンスにも参加していた、ママレのファースト・ソロ・アルバムが出ました。
上記の、彼が在籍していた2オケの音が程良くブレンドされ、なかなか味わい深い仕上がりになっています。キンシャサで結成した自身のグループのミュージシャンとの録音が中心で、歌手陣の若々しいソロ・ヴォーカルもたっぷり聞けます。パリからは、リゴ・スター、ラマザニ、CNN、シモロらがサポート。⑤は何と元OKジャズの重鎮、ジョスキー・キアンブクタとのデュエットです。

DVDには、4曲のクリップを収録。

   -- ニワバス氏 寄稿 --
アルバム「Apres Toi」で、ソロ・アーティストとしての確かな実力を見せてくれたソレイユ・ワンガがニュー・シングルをリリースしました。
嬉しいことに、キンシャサで彼が結成したグループのミュージシャンが全面的に参加していて、特に①では、歌手一人一人の個性溢れるソロ・ヴォーカルを楽しめます。
すっかりリーダーとしての貫禄十分となったソレイユも、余裕の歌いっぷり。誰の真似でもないソレイユ・ワールドがここに完成しました。

またまたカルチェ・ラタン卒業組。ソレイユがアルバムをリリースしました。

ソレイユは例のアカデミア勢大量離脱後にカルチェ・ラタンに加入、アルバム「アタンタ」から参加し、約9年間をコフィ・オロミデの元で過ごしました。

このファースト・アルバムは、ヴォーカリスト、ソレイユの魅力がタップリと楽しめる、CD2枚組、全16曲という力作です。

ジュデテ、ラッサ・カルリート、バビー・ンドンベ等のフューチャリング・ヴォーカルに加え、ポポリポ、ラマザニ、ジャポネ、ジュジュシェ、ミッシェル等、実に大勢のサポート・ミュージシャンが参加していますが、やはりアルバム全体から感じ取ることができるのは、濃厚なカルチェ・ラタン色。カルチェ・ラタンのアルバムを聞いて、ソレイユが気に入った方なら、迷わず、「買い」の1枚です。
DVDには4曲のクリップを収録。

   -- ニワバス氏 寄稿 --
噂のシンディ、ついにパリ上陸！。去年にリリースされたコフィ・オロミデのアルバム「Koffi」で、ひときわ光る存在感を見せつけていたCindy Le Coeur。彼女を含め、カルチェ・ラタンの最新メンバーが勢揃いした、今年7月、ゼニットでのライブです。

最初の2曲はシンディのソロ・セットで、コフィの90年代のヒット曲を熱唱。特に②の妖艶な歌唱は必見。

③以降は、コフィも登場し、アルバム「Koffi」からのヒット・ナンバーを次々と披露。スタジオ・ヴァージョンとは一味違ったアレンジのスペクタクルが楽しめます。
①Aspirine ②Elixir ③Danse Bibicia ④Diabolos ⑤BB Gout ⑥Ikia ⑦Alia ⑧Soupou ⑨L'Eau- ⑩Ninelle ⑪6eme Chantier ⑫Lovemy Cine ⑬L'Amour N'Existe Pas
CDには11曲を収録。